あなたの事業はなんですか?
こう聞かれた時になんと答えますか?
ここで手段を答えてしまうようなことがあると、少々危険ですね。
手段というのは「していること」ですね。
マッサージです、エステです、ネイルです、といった答えが手段です。
その手段を提供することで、お客様様は何を受け取っているのか、ということが大事ですよね?
手段を提供していると頭で考えている限り、手段しか提供できません。
深層心理にある欲求に答えられない、フットワークが重くなります。
そして、手段ばかり見ていて、盲目になり、挙句の果てには製品にばかり目がいくようになります。
製品を利用することで得られるメリット。
製品を利用しないことで得られるデメリット。
技術向上、製品向上は大切なのは言うまでもなく。
ただ、それを本当に求めているお客さんが身の周りにいるのかということが問題。
お客さんがあーしてほしいと言った、こーしてほしいと言った。
それを言った理由は?
〇〇があることで、他店との差別化が出来る。〇〇があることで、絶対に利用してもらえる、というウリ、付加価値はどこでしょうか?
まず、最初に考えられる付加価値は自分自身の存在と自分の価値。
お客様の要望に応えるというのは、顧客満足とは違います。
お客様のことを考えて、先回りして要望に応えるというのが顧客満足を高める最低条件。
お客様がしてほしいと言ったことに対し、本当お要望を見出し「NO」と言える自分自身を作りましょうねぇ。
大切なモノを履き違えているサロンが多すぎる。
勘違いしているサロンが多すぎる。
本当に考えるべきところはそこじゃない。
集客ができないんです!
というご相談の中で、集客活動や販促が問題ではないことが90%以上です。
自分自身のサロンのことすら見えていないわけです。そんなサロンの経営者がどうしてお客さんの深層心理の要望を見ぬくことができるのかと。
最後にもう一度。
あなたの事業はなんですか?