おつかれさまです。そしてご無沙汰しております。
WEBコンサルティングに始まり、サロン(経営)コンサルティング、マネジメントと、名前を変えたり、サービスを精査し、今まで様々な方に尽力させていただいてまいりました。
年月でいえばたったの5年ほど、クライアントの数も知れていると思います。
たったこれだけの経験ですが、わたしなりに至った結論があります。
それは
コンサルは不要。
必要とされる方がいるからこそ成り立っているのはもちろんのことですが、私個人が思うことですので、お気を悪くさせてしまったなら申し訳ないです。
はじめに謝っておきます。
どんなビジネスにもそうだと思いますが、コンサルティングというものには様々な側面がありました。
結局のところ、「情報弱者」のためのものだという結論です。
これは、独占業務のことを言っているのではなく、わたしが何の資格も持たず、知識、情報、知恵を提供してきた、ということからです。
本来、「現状とありたい姿のギャップを埋める」お手伝いをすることがコンサルティングですべきことだと思うのですが、コンサルティングというものへの過度な期待と知識不足により、クライアント自身が何を求めて良いのかわからないというのが現状だと感じました。
もちろん、これはどちらが悪いとかの話ではなく、密なミーティング等による現状把握や、理解、各自が持っている情報・可能な手段、知恵、評価指標の設定などの共有が十分にできるためのお互いの譲歩も必要なのですが。
言葉を選ばずに言いますと、コンサルを雇う必要も、お願いする必要もないレベルの方たちが、コンサルに夢見て、過大評価をして、価値観と期待だけが膨らんで、等の自分はおいてけぼり状態なのですね。
簡単に起業ができ、SNSで少し発信をし、なんとなくそれとなく、なんとなくの成果が出せていることも要因としてあるとは思います。
哲学的なことなど、セミナーにいかずとも本を読んで自分でモチベーションをあげさえすればいいのではないでしょうか。
また、自分でそれができないのなら起業などすべきではないし、邪魔になるのでやめておいていただきたいと個人的には思うのです。
いくつかの手段を使って、クライアントの持つサービスの価値を最大化させることは可能ですが、クライアント自身の価値を最大化させることは非常に難しいことです。
失敗をしないためのコンサルなのか、価値を最大化せるためのコンサルなのか、そのあたりも非常に不明確です。
コンサルの力によって、目標を達成することは可能だと思いますが、同時にコンサルは不要になります。
女性に多く見られる傾向ですが、コンサルをしてもらっていることに「依存」しているだけの場合もあります。
情報を集め、精査し、自分で試し、「うまくいくやり方、そうでないやり方」を自分で見つけることのほうが、コンサルを雇うことよりも価値があることだと思いますし、それを実際にしてきたひとが、情報、知識、知恵を提供している「情報弱者のためのサービス」としてのコンサルティングというものを提供しているように自分自身も感じるところがありました。
うまく伝えられないのですが、結論として自分で調べてやってみればわかることをやらないままにしている人に対して、何を提供できるのか。
同時に、クライアントを選ばずにやってきた自分の失敗。
このことにより、自分が思ってきたコンサルティングは提供できないという結論に至ったわけなのですね。
これから、ニコ株式会社は新しいサービスの提供とともに生まれ変わります。
その中に「コンサルティング」というものは存在しません。
今までやってきたこと、してきたこと、そしてできることの中で本当にクライアントのためになる、クライアントの成功に結びつくお手伝い、サポートをしてまいります。
今後共、よろしくお願い致します。
※当記事には、わたし個人の主観と事実をもとに記載しております。人の考えは、主観と事実で構成されているため、この記事に不快を覚える方、違った意見をお持ちの方ももちろんいらっしゃると思います。
不快に感じられた方はそっと閉じていただければと思います。