どこもかしこも
値下げ値下げ値下げアンド値下げ
値段を下げることはモチベーションに大きく左右します・・・
という話はさておき、
価格競争で勝てるのはどこでしょうか?
これはもうズバリ
業界最大手以外にはありません。
売上に応じたコストの割合がまったくもって違うのです。
例えば100万をかけてある商材を開発したとしましょう。
A社は業界最大手、B社は業界中堅。
A社もB社も1000万をかけてある商材を開発しました。
同じ業界ですので、それぞれに違いはありますが、用途、ターゲット層に大きな違いはありません。
A社の売上は年間5000万、B社は年間1000万。
開発費用にかけたコストは100万。
売上に対してかかったコストは、
A社 100/5000
B社 100/1000
B社はシェア拡大のために販促、キャンペーンで値下げしたとしましょう。
通常5000円で販売しているものを3000円にしたとします。
これの意味はわかりますか?
売上がそれほど上がっていないものに対し、値下げをする。
これは赤字覚悟の大博打なのです。
・・・が、A社には余力があるわけです。
B社が3000円なら、A社は2000円で!ということが可能なのです。
シェアナンバーワンの業界最大手には可能なのです。
値下げをするということは、ライバルに息の音を止められる可能性がおおいにあるということ。
値下げに効果が出るのは、新商品の開発のときではなく、
新市場の開拓の時。
今まで勝負していた市場に近くとも、一歩抜きん出た新市場。
光通信が出たときはそうでしたね。
今までの通信速度よりも圧倒的に早く、そして値下げによりシェアを拡大した企業がありました。
同じ市場で、ライバル同志がひしめき合う中、
でもって自分が業界最大手じゃない状態で値下げをすることは、
首を吊りますと言っているも同然。
では、値下げ以外で勝負するにはどうしたらいいのか?
どんな付加価値をつければいいのか?
お客さんに聞いてみると答えはきっと出ますので
聞いてみてくださいませ。