突然ですが、わたしはセミナーが嫌いです。
昔はちょくちょくしていたのですが、行くのも開催するのも苦手です。
理由はひとつ。
断片的なものを断定的に語り、その内容が全てであるという話でないと、参加者が納得しないから。
講師の成功体験が最も近道だというふうに。
人って価値観が違います。
考えも、経験も、感受性も。
それらを飛び越えて、理解を促し、納得してもらうにはどうしても万人受けする内容になる。
不特定多数に話している内容が、ほぼ全員に当てはまるわけではないですから。
正しいやりかた、間違ったやり方、自分のやり方。
やり方は三つしかないとよく言います。
自分のやり方でしか、自分のルールは作れない。
自分のやり方でしか、自分の価値観は極められない。
でも、みんなが知りたいのは、正しいやり方や間違ったやり方。
それも、一般論的な。
だからセミナーが流行ると思うのです。
なにをすればいいかわからないからセミナーに行く。
やる気をもらいにセミナーに行く。
イミフなわけです。
俺は割と古いタイプの人間で、努力と行動でしか道は開かないと思っています。
今、目の前にあること、いま出来ることをしないで、先のことばかり考えて夢見ていても・・・
結果は見えている。
ビジネス、金儲けなんて、たまたま時代の波に乗れて、自分が持っている価値観や、自分が持っているスキルが、今の時代に必要とされていただけのことだと思うんです。
金がいるなら稼げば良い。成功したいならすればいい。
そのためには、自分の目と耳と手で情報を得て、吟味し、自分のものにしてく必要がある。
金持ちのやる通りに、
成功者の言う通りにすれば成功への近道のヒントがあるかもしれない。
何を聞いても、どんなアドバイスをもらっても、どんなチャンスが来ても、結局のところ、「動く」のは自分。
チャンスを選んでいる暇なんてない。
アドバイスが正しいのかどうか考えている暇もない。
試してみて、確認して、行動して理解すれば良い。
やってみなければわからないことだらけ。
でも、それを試すべき時ではない時もある。
決めるのは自分。
動くのも自分。
でも、その結果は誰か大切な人と共有できる。
その共有の中にこそ、貴重な体験と情報が詰まっているんじゃーないかなー。
成功体験、成功哲学。
本屋に行けば山のようにある。
ダイエットの本も山のようにある。
新しい本が毎日のように出ているのに、結果が残せていない理由は、
知らない か やっていない かしかない。
できなかったとやらなかったは全く別物。
やるしかない今の現状で、何をやるかの選択肢ではなく、やらない選択肢があるってことが大問題。
俺は先輩にいつもこう言われてました。
できるかどうかじゃなく、やるかやらないかで答えろ。
はい か イエス で答えなって。
自分の経験と体験は貴重な財産。
それが不要な時だってある。
取捨択一するのは、いつまでたっても最後は自分。
自分の身体と頭に聞くしかないよね。
自分の価値は自分で決めるべし。