事業を始めた時
そこには理念や信念、そして何よりも「想い」というものが存在する。
そして、周りの人に伝染し、「応援」が生まれる。
時にその「応援」は人を追い詰める刃にもなる。
その刃が刺さり、当初の知念や信念、そして「想い」が交錯し
誤った方向へ思考を進めてしまうことも。
人は弱い。人はすぐに間違う。
その間違いは、なかなか第三者じゃ正せない。
自分で気づけないと、前へ進めない。
間違いを指摘することは間違いではないと思う。
ただ、その指摘は”捉え方”によって善にも悪にも。
薬にも毒にも。
実は、経営者というのは「わかっている」場合がほとんど。
わかっているのに、周りにわかってもらえない。
もちろん、コミュニケーション不足や、経営者としての能力、伝え方、
それぞれ理由はあるけれど、
わかってもらえないということは、時に大きな苦痛となり、
すべてを投げ出してしまいたくなるとど大きくなることも。
人は弱いし、何度も何度も間違う。
その弱さを隠す必要なんてないし、
間違わずに進んでいこうなんて思う必要はない。
そのために、仲間がいるし、応援してくれる人がいる。
心ない言葉を投げる人もいる。
そうでなくとも、時に毒となる言葉になることもある。
弱いということを認めてあげて、間違いも一緒に受け止め、見守る(信じる)ことも必要だ。
自分の言葉が「ビジネスに影響しない」人ほど、好き放題言うもんだ。
何もしてくれない人ほど、心無い言葉をかけるもんだ。
人には、それぞれ性格(キャラクター)というものがある。
伝え方、受け取り方、捉え方、全てが違う。
どの状況で、どの言葉を選んで、どのタイミングで胸に突き刺すか、
このタイミングがずれるだけで、すべてのお膳立てが狂う事にもなる。
頑張ってるね、応援してるよ。
頑張ったね、知ってるよ。
そんな言葉は不要で、
「信じて待つ」だけでもいいのだ。
経営者の船に乗っかるということはそういうことだ。
言いたいこともあるだろうが
思うこともあるだろうが
じれったいこともあるだろうが
ちゃんと本人は「わかってる」
・・・でしょう?
理念や信念、そして「想い」。
これを信じて、ともに進んでいく人間を作っていくことが
組織を大きくする、仲間を作っていくことではなかろうか。
どんな革命でも
ひとりでは「キチガイ」と揶揄される。
最初の仲間、つまりNo.2が「神様」にすることで
当初の理念や信念は筋の通ったものとなる。
誰が悪いとか、そんなしょうもないことじゃなくて
別に誰も悪くない。
考えてる方向は同じ、描くゴールは同じ。
そんななかで何が違うのか?
なぜ違うのか?
単純なようで単純じゃない、でも実はとても単純。
夢を共有しよう、
夢をその船にのせよう。
ひとりの夢を
みんなで叶えるのも
なんかおかしな話。
みんなの夢をその船に載せればいい。
誰がどうとか、仕事がどうとか、そんな小さい話はもうやめやめ。
お前らの夢も聞かせろよ。
以上、経営者の本音に関する都市伝説をDJ井上がお届けしました!