何を提供しているのかではなく
誰が提供しているのか。
技術を磨くことは大切なこと、
知識を増やすことは大切なこと、
商材にこだわるのは大切なこと
それよりも、「誰が」の部分にこそ、最大の魅力を感じてもらわなければサービス業は成り立たないわけです。
サービスの販売、商品の販売でも、
メリット・デメリット、効能、成分、効果、こういうことも大切ですが、小さくやっている仕事なわけですから、誰がやっているのかという部分が大事です。
俺はコンサルティングというものを提供しているのですが、クライアントによっては実体はコンサルティング要素が非常に少なかったりするわけなんです。
戦略、企画、そういう部分を話すに至らない場合、
それ以外にも、そこが必要ない場合。
そういう場合は何を話すのか、何を提供しているのか?
それは、その人の持つ影響力を何倍にも拡大すること。
どこのサロンも同じような集客方法をしているから・・・と嘆く人がいます。
革新的な集客方法を謳う業者がいます。
試してみないと結果は当然わかりませんが、試す以前の話。
王道はどれぐらい試したのか?
自分の伝えたいことが最も伝わる集客方法は何なのか?
そもそも集客する目的。
そもそもの部分、
本質的な部分を見ていないと何も提案などできないわけなんですね。
同じ台詞を口にしたとしても、人によって伝わるものはまるで違います。
深み、重み、なるで違います。
人は少なからず、人に対して影響を与えます。
そしてその影響は、そのひとの考え方を左右します。
突き詰めていくと、世の中の全ては極論しかありません。
YESかNOか。
選ばれる側にあるのか、選ばせる側にあるのか、それとも選ぶ側にあるのか。
この立場を作るのは自分です。
ありがたいことに、クライアントがどんどん大きくなっていっています。
今月の売上が・・・と言っていたクライアントはもう株式会社を作るところまで。
明日の予約が・・・と言っていたクライアントは海外にスクールを企画するところまで。
今月で潰れそう・・・と言っていたクライアントは複数店舗を構えるオーナーに。
開業したばかりで集客が・・・と言っていたクライアントは自宅からテナントに移るところまで。
小さな話、最初はみんな小さな話。
でも、いつのまにか大きな話ができるようになって、一緒に描いた夢がもうすぐそこまできています。
技術が素晴らしいことも、知識が豊富なことも、商材にコダワリがあったことも
それらは決め手ではなく、ひとつの持ち物。
クライアントたちが、ここまで大きく、ここまで素敵な人達になったのは、
その人それぞれが、個々のサービスを通じて、個々の人間性や本質を通して、お客様に「影響」を与えてきたから。
お客様に与えた影響が、自分に返ってきただけのこと。
サービスはひとを売る。
自分を売る。
売れない自分で仕事しているなら、売れる自分になってください。
売れない自分を売り続けているサービスは、一刻も早く消えてください。
ひとの影響力は、ひとの人生にまで影響しますから。